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左利きと色覚障害者のためのボドゲレビュー
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DATE: 2014/01/10(金)   CATEGORY: ア行
エルグランデ

プレイ人数: 2~5人
プレイ時間: 90分(5人戦インスト込み、ラミーキューブタイマーを使い120分程度)
対象年齢: 12歳以上

手札となるパワーカードは4角に強さを示す数字が描いてあり利き腕、持ち手に関係なく遊ぶことができます。駒色は赤、緑、茶、青、黄の5種類。赤、緑、茶の3色の判別は色覚障害者にとって困難を極めます。

テーマはスペイン領土の陣取りです。
プレイヤーは最初に9枚の初期領土を示すカードをランダムに引き、メインボードに騎士を表すキューブを2個、大公を示す大キューブを1つ配置します。そして騎士キューブを7個、1~15までの数字が書かれたパワーカード15枚取ってスタートします。メインボードにはキングを示す大ゴマも配置されます。

大まかなゲームの流れは以下です。
1.毎ラウンド明らかになるアクションカードを選択する順番をスタート時配られたパワーカードを使って競り落とす。
2.競り順にアクションカードを選択する。
3.アクションカードを実行する。
4.3ラウンド毎に行われる得点計算で勝利点を得る。
5.9ラウンド後の得点計算で最も勝利点の高いプレイヤーが勝者となる。

競りはパワーカード1回出しで、数値の高いプレイヤー順にアクションカードを選びます。アクションカードは1プレイヤーにつき、1回しか実行できませんので、有利なアクションカードを得るためには数値の強いパワーカードが必要です。
しかし、パワーカードは使い捨てで再利用はできません。またパワーカードは騎士の補充も兼ねており、数値の低いカードほど補充数は高いです。真逆に位置する「騎士の補充」と「アクションカード選択順の競り」のタイミングを見極める必要があります。

アクションカードで実行できる騎士を領土に派遣するアクションではメインボード上の9つの地域のほか、タワーがあります。騎士駒はタワーの中に配置され、基本的に3ラウンドごとの清算時まで中身を見ることが出来ません。タワーも領土とみなされ、得点計算の対象となります。

3ラウンドごとの得点計算では、まずタワーを開け、騎士駒の数を数えます。最も数の多いプレイヤーから順に2位ないし3位までメインボードに描かれた得点を得ます。数が同じ場合は1つ下の順位の得点を得ます。タワーは、得点計算後、プレイヤーごとに9つのいずれかの地域に配置されます。この後領土ごとにタワーと同じような得点計算を行います。プレイヤーの大公がいる領土で1位を取ると得点にボーナスがあります。

9ラウンド後の得点計算後、1位のプレイヤーが勝者となります。

以上が大まかな流れですが、アクションカード、及びタワーの得点計算後に配置できる領土には制限があり、キングのある領土には騎士は配置できません。キングを移動させるアクションカードがありますので有効に活用し領土を広げる工夫が必要です。

競りの結果、思うようなアクションを実行できないことが多々あり悩ましい展開となります。しかしプレイヤー間の思惑が相互に絡み、意図しない展開となることもあります。逆転の要素が至るところに用意されているので序盤の流れが悪くても諦めないでください。逆に序盤が有利でも最後までどうなるか分かりません。読みと記憶(タワーが公開されるまでの騎士駒のカウンティング)が熱い、良くできたゲームです。

非常に良くできたゲームですが、色覚障害者対応は最悪なのが残念です。赤、緑、茶の少なくとも2つを黒、白、グレー、無色のいずれかに変えることで色覚障害者でも遊ぶことが出来ると思います。

私の場合、緑と茶色の区別がつきませんでした。キューブの色にも濃淡があり、赤、緑、茶の判別の困難さに拍車をかけています。私のようにII型(D型)色覚の場合は、色ごとにまとめて騎士駒を配置してもらうことで遊びやすくなります。しかし得点トラックの駒色は判別が難しく、上記のような色変えを行わなければ判別はつらいでしょう。色覚障害者が5人戦を楽しむためにはひと工夫必要です。
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