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左利きと色覚障害者のためのボドゲレビュー
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DATE: 2014/01/13(月)   CATEGORY: タ行
ディセント 第2版

プレイ人数: 2~5人
プレイ時間: 120-180分(5人戦インスト込み、120分程度)
対象年齢: 12歳以上

オーバーロード側1人 vs 英雄(それ以外のプレイヤー全員)という変則協力型のゲームです。英雄側はカードは全公開、オーバーロード側はカードは手札となりますが、カードのテキストを読む必要があるので扇状に持つ必要がなく、利き腕や持ち手に関係なく遊ぶことができます。駒(と言うよりフィギュア)色は赤、白、灰の3色。分かりづらい色が存在せず、形でも判別できるので色覚障害者も安心して遊ぶことができます。

テーマは、RPGで言う英雄の冒険譚です。オーバーロード側はモンスターを率い、英雄を打ち負かし世界を手中に収めること、英雄側はそれを阻止することです。分割ボードの組合せで20種類以上のシナリオを楽しむことができます。
テーブルトークRPG(以下TRPG)のテイストをボードゲーム化したゲームです。TRPGと違い、オーバーロード側はルールによる制約があるので、脚本家やエンターテイナー的気質で手加減する必要はありません。両陣営が全力で戦うことができます。

プレイヤーは8人のキャラから1人を選びます(プレイヤーが1人の場合はキャラクターを2人選びます)。続いて職業カードを選び、キャラクターを作成します。移動力、HP、腕力といった能力値はあらかじめ決められていますので作成はこの2工程で済みます。

オーバーロード側は分割ボードを組み立て、シナリオに応じたボードを作り、ルールに応じ敵フィギュアを配置し、オーバーロードカードと呼ばれる手番を有利に進めるカードを引きます。

両陣営ともウォーゲーム的にキャラクターを動かし、戦闘で障害を排除し、勝利条件を達成するというのがゲームの大まかな流れです。

勝利条件は陣営、シナリオによって異なります。どちらの陣営も倒したキャラクターは復活する(英雄は立ち上がり、オーバーロード側はマップ外から新しいモンスターが出現する)ので勝利条件の多くは全滅ではありません。とはいえ、目的を達成するためには戦闘行為は必要です。戦闘はこのゲーム専用の特殊なダイスを用います。キャラクターや能力、シチュエーションに応じて使用するダイスは異なります。

英雄と違い、オーバーロード側は孤独ですが、代わりにオーバーロードカードをルールに応じて任意のタイミングで利用でき、手番を有利に進めることができます。オーバーロードカードは英雄を倒すたびに1枚引くことができます。

全11シナリオのキャンペーンを行う場合、シナリオをクリアするたび、勝った陣営は経験値を得ます。両陣営とも獲得した経験値で新たな能力を得ることができます。この能力で以降のシナリオを有利に進めることができます。

D&D発祥のアメリカで生まれたゲームで、ダイス(乱数)を用いることがドイツ・ユーロ系のボードゲームと異なります。戦闘結果、能力判定はすべて乱数次第ですが、不思議なことにバランスが取れています。ボードの大きさやキャラクターの能力、オーバーロードカードの強さなどが絶妙なのでしょう。同じシナリオでもキャラクターの動かし方やダイスの結果で異なる展開になりますので繰り返し遊ぶことができます。また左利きや色覚障害者も関係なく遊ぶことができます。

難点は、ゲームの展開次第で終了時間の予測がつかないことです。ただでさえも長いのに長考すると180分以上かかります。TRPGテイストも好みが分かれるところでしょう。オープンなゲーム会向きのゲームではないと思います。どちらかというと気心の知れた仲間うち、クローズ会向けのゲームと言えます。
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