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左利きと色覚障害者のためのボドゲレビュー
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DATE: 2014/05/12(月)   CATEGORY: ハ行
宝石の煌き(Splendor)


プレイ人数: 2~4人
プレイ時間: 30分(インスト込みで45分くらい)
対象年齢: 10歳以上

カードは一部手札になりますが3枚までなので、利き腕はプレイにそれほど影響しません。駒(というよりトークン)は、白、黒、赤、緑、青、黄の6種類。赤と緑が存在することと、下記に述べるコンポーネントの性質上、色弱者プレイは非常に困難です。

ルールは割愛します。短い時間で拡大再生産が出来る楽しいゲームです。しかし、色弱者にとって致命的に判別しづらい色合いで緑と赤が表記されています。

宝石トークンには宝石の形が描かれており、色以外でも判別の手段があるのでこの点は良いのですが、各カードのコスト表示(左下部分)は色だけしか判別の手段がありません。貴族タイルも然り(下写真)です。


コストを健常者に確認しなければならない状況が常に発生し、色弱者の狙いどころが割れてしまうため、フェアなプレイはしづらくなると思います。仮にコスト表示が宝石の形で表記されていればこの問題は解決できたので、仕上がりは片手落ちといったところでしょう。おそらくトークンとカード(貴族タイル含む)の生産は別ラインだったのではないかと推測されます。

この問題は、別のゲームの駒を使うことで解決できます。緑か赤どちらかがコスト表示されたカードが場に出たときにこれらの駒を置くことで色弱者の判別を支援するのです。このゲーム自体のコンポーネントで問題解決できない点が非常に残念です。

手番に「山札からカードを引き、手札とする」という行為が選択ができますが、この場合、次順以降の手番で条件を満たしたあとカードをプレイすることができます。条件は上記のコストですが、コストに緑と赤が含まれていた場合、色弱者は第三者(卓を囲んだ以外の人)に確認する必要があります(手札は非公開情報となるため)。このため、色弱者と健常者間のゲームは非常に困難のものとなります。

この問題を第三者を介在させずに、恒常的に解決するためには、カードやタイルにシールやマスキングテープなどで緑と赤を識別するための別の識別子をつける必要があります。ゲームの持ち主としてはカードやタイルに直接貼るのは心理的に避けたいでしょうからカードはスリーブに入れ、識別子となるものをスリーブに貼ることになると考えられます。

2014年5月現在、ゲームの評価が高く話題を呼んでいるゲームですが色覚という視点では仕上がりは低い部類に入ります。
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Xeil | URL | 2014/05/12(月) 03:34 [編集]
ゲームの機構上、色弱者が山札から手札にした場合、色の確認は卓以外の第三者にしてもらわないとダメなのでゲームは成立しません。特にクローズ回などでは遊べませんね。後日ブログ記事は修正します。

Xeil | URL | 2014/05/12(月) 12:52 [編集]
記事修正しました。

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