Ambitious
左利きと色覚障害者のためのボドゲレビュー
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
ボードゲーム会主催としての気づき(その2)
前回の続きです。
今回はオープンゲーム会主催にあたり、用意しておいた方が良いもの、必ずしも用意しなくてよいものなどを中心に書きます。すべて実際に主催している私の経験によるものです。
■用意しておくべきもの
・協力者(手伝ってくれる人)
前回の内容と少し矛盾する部分がありますが、会の運営を手伝ってくれる人は絶対にいた方がよいです。すべて一人で回そうとすると必ずどこかで破綻します。「今」はできるかもしれませんが次回以降、主催者が病気や事故に巻き込まれないとも限りません。

全く同じことをできる人が協力者になってくれればベストですが、なかなかそういう人には恵まれないでしょう。ですからほんの少しでよいので手伝ってくれる人をなるべく多く作って下さい。施設の予約、会場までの荷物運び、会場設営(机や椅子の設置、運び出し)、終了時の片付け、主催者不在時に受付を手伝ってくれる人などです。これらの人がいるのといないのとでは、だいぶ違います。

余談ですが、世の中に定常的に供給されるサービスの大半は、誰かが倒れたり、どこかが壊れたりしても変わらず供給できるように同じようなことができる人や機械が並列で動いています。これを冗長構成と言います。ボードゲーム会も定期開催を行うなら冗長構成、すなわち協力者が必須です。

そういった協力者はどうすれば作れるのか、次の項目の最後で説明します。

・告知と宣伝
ボードゲーム会を立ち上げても告知や宣伝をしなければ誰も存在を知り得ませんので参加者は集まりません。一番簡単なのは(Twitterアカウントがあることが前提ですが)Twiplaで告知、それをリツイートしてもらうことです。

ボードゲーム界隈に数年携わっていますがほとんどの方がTwitterアカウントを持っています。ボードゲーム会を立ち上げるなら持っていて損はないと思います。立ち上げる前に3桁(=100人以上)のフォロワー数を作っておくことをオススメします。自分からフォローすればフォロワーも自然と増えていくと思います。

逆にTwitter以外のSNSアカウントは現時点(2016年9月現在)ではなくてもよいと思います。それほど有益ではないと認識しています。

宣伝で効果的なのは、実は身近なボードゲーム会で宣伝することです。これは拡散希望でリツイートしてもらうよりも効果的です。但しそのためにチラシを用意してください。

ボードゲーム会ではホワイトボードや黒板に告知用のスペースがあったり、会の最後に告知タイムがあったりしますが、ここで告知してもそれほど参加者の印象に残りません。翌日以降に思い出してもらうために紙に印刷したチラシを用意して配っておきます。あまり凝ったものは必要ありません。開催日時と場所を書いた簡単なものでよいです。場所は最寄駅や駐車場付近のGoogleマップをキャプチャして行き方を矢印で示せばよいでしょう。

可能であれば、あらかじめ会の主催者に了解を得て、受付に置いてもらうとよいでしょう。自分から配らずとも受付に来た人に手に取ってもらえます。但しこれは会の終わりにゴミになることもあるため、必ず主催者の了解を得て下さい。

次に効果的なのが、近隣のボードゲーム会をまとめている人に連絡して掲載してもらうことです。全国区では、ぼどレポを運営してるryoさん、首都圏では首都圏・ボードゲーム会カレンダーを運営しているイワイシさんなどです。

flatさんより情報をいただきました。
各地のボードゲーム会カレンダーへのリンクです。
http://hiruyumedo.seesaa.net/article/430956459.html

※他にもあれば、@xeil宛てにメッセージいただくか本記事のコメントで教えて下さい。

そして最も効果的なのが、主催者同士でお互い協力して告知、宣伝し合うことです。これが前述の協力者になります。こうすることでお互いの会を長く続けられることになり、うまく行けば参加者をシェアすることができます。参加者にとっては身近な会が増えるので遊ぶ機会が増えますし、こうして増えた参加者は定着しやすく、手伝ってもらえることもあります。また、主催者同士、同じ視点で悩みや問題を共有することができます。参加者としても主催者としても誰もが幸せになる最良の形だと思います。

私も、たろさん・ばろんさん(浜log)、sagaさん・トシさん(藤沢BGC)、まーさん(ハマグリ)、渋長さん・よち犬さん(能登ごいた保存会神奈川支部)などにお世話になっています。

・会の規約
前回書いたコンセプトに通ずるものがありますが、それを含んだルールです。特に出来ないことや禁止事項は必ず考えておいてください。これを曖昧にしておくとトラブルの元になります。人は主催者の思うように動いてくれませんし、書いてないことは自分にとって都合の良いように解釈します。やって欲しくないことはその旨きちんと伝えましょう。禁則事項が増えて窮屈だと感じる場合は、「主催者の判断によりご遠慮いただくことがあります」「主催者の判断に従っていただきます」という類の文言を明記しておくとよいでしょう。これらは前述のTwiplaに明記しておくとよいと思います。

・名札用のホルダーと白紙のカード
参加者同士が面識がない場合も多々あります。あらかじめお互いを呼びやすくするため、名札用のホルダーと白紙の紙を用意しておきましょう。ゲーム会当日、参加者に白紙のカードへ自分の名前を書いてもらうことで名札とします。ホルダーは首から下げるタイプではなく、クリップで留める形にした方がよいです。首から下げるタイプは裏返ってしまい、見づらくなることがあるからです。どちらもダイソーやseriaなどの100均で用意できます。

・お釣り
参加者全員が参加費をぴったり持ってきてくれることはありません。必ず用意しておきましょう。

・当日の参加予定者のリスト
当日のチェックリストです。誰が来て誰から参加費を徴収したかなどをチェックするのに使います。

・筆記用具
ボールペンとサインペンを用意しておきましょう。ボールペンはアグリコラなど筆記用具が必要なゲームにも用います。サインペンは名札用です。

■用意しておくとよいもの
・(やや厚みのある)卓上マット
カードゲーム用にマットを用意しておくとよいです。実はこれがないとカードを傷めやすいです。マットがない状態で卓上にプレイしたカードを手に取ることを考えてみてください。爪で引っ掛けて取るか、カードを卓の端まで滑らせて取るかのどちらかだと思います。スリーブに入っていない場合、どちらもカードを傷めます。

マットがあれば、マットの厚みが僅かながらカードと卓の間に空間を作り、爪を使わずに取ることができるようになります。爪ではなく、指の腹で引っ掛けて取る感じです。また、滑らせて取る場合も柔らかいマットの上を滑ることになりますので傷つく可能性が低くなります。

テーブルクロス的な薄いものではなく、できれば上述の理由により少し厚みのあるもの、そして洗濯可能なものがよいです。洗濯できない場合、コロコロ(粘着式クリーナー)で汚れを取ることになり、ゲーム会終了時に少し時間を要することになります。ホームセンターにある絨毯専門店などでを実際に手に取って探してみてください。年末年始や模様替えなどのセールが狙い目です。

・会の雰囲気が伝わる写真
定期開催する前提で2回目以降であれば、前回までの様子が伝わるようにするとよいです。遊ばれているゲームの写真や、遊ばれたゲームの一覧を掲載すると、会の雰囲気が伝わりやすくなります。新しく参加しようとする人にとって、参加の判断基準になるので意外と重要だったりします。つまり、前回書いた「コンセプト」を伝える一助となるわけです。Twiplaに掲載すると良いでしょう。

・車輪付きのカート
スチール製の折りたためるもの、車輪付きのスーツケースなどがあります。大きさは持ち込む必要があるものと相談ですが、主催者となれば確実にゲーム以外にも持ち込むものは増えます。重くなりますので車輪付きのものをオススメします。

■必ずしも用意しなくてもよいもの
・大量のゲーム
全く必要ないわけではありませんが、協力者がいることと前回書いたコンセプトがしっかりしていれば、実はそれほど必要ありません。主催者だけでなく協力者も持ってきてくれるからです。遊ぶかどうか分からないゲームを毎回、大量に用意するのは大変です。主催者はゲームを多く持ち込まなければいけないと考えている人が多くいらっしゃいますが、各々が遊びたいものを少しずつ持ち寄るのが自然だと思います。私も最初こそ多く持ち込んでいましたが、最近では(重ゲー主体ですが)3〜4個程度しか持ち込んでいないです。

・会のホームページ
あるに越したことはありませんが、なくても大丈夫です。私自身用意していません(2016年9月現在)。前述の「会の規約」や「会の雰囲気が伝わる写真」などを掲載するとよいですが最低限Twiplaに掲載すれば事足ります。

・名札の印刷
前述の通り、名札の存在自体は必須ですが、あらかじめ印刷して用意しておく必要はありません。参加者に当日手書きで書いてもらえばよいからです。

・お菓子と飲み物
全員に十分に供給できる量は個人では用意しづらいです。個人的には不公平に感じますし、残ったものの処分に困りますので必要ないと思います。私自身、過去10回(2016年9月現在)用意したことはありませんし、これからも用意するつもりはありません。

・ゴミ袋
禁止事項として「ゴミを置いて帰ること」を明記し、初めからゴミを各自で持ち帰ってもらうように伝えておけばゴミ袋は不要です。前述のお菓子と飲み物も用意しなければゴミとして持ち帰る必要もありません。私自身1度も用意したことはありません。

■まとめ
一番必要なのは協力者で、それほど必要ないのは、実はゲームそのものだったりします。そして主催する上で一番重要なのは主催者の人となりを理解してもらうことです。主催者が何をしたいのか、どうして欲しいのか、できないこと、嫌がっていることは何なのか、などを周りの人に理解してもらう必要があります。この理解が得られればボードゲーム会の運営はほぼ成功したも同然です。前回や今回書いたことはそのための具体的な手段に過ぎません。

理解が得られれば何をしてもよいです。主催者が遊んだって構わないですし、参加費で利益を上げても構いません。コンセプト、規約、禁止事項などを理解してもらえれば主催者がやりたくないことはやらなくてもよいのです。

理解してもらうには人と接することが必要です。メールやメッセージだけのやりとりだけでなく、実際に会って話をしてみましょう。会ったこともない人をいきなり理解しろというのも無理な話です。お互いの人となりを理解するためにゲーム会後の二次会に顔を出すのも良いと思います。実は私がこうやってブログ記事を書くのも私の人となりを理解してもらうためだったりもします。

この記事を読んで多くのボードゲーム会が立ち上がることを望みます。ゲームマーケットの参加者数も増えてますし、ボードゲームカフェやバーも増えています。ボードゲームに触れる層は確実に増えています。色々な趣向を持った人がこれからもたくさん増えて来るでしょう。参加者の選択肢は多いに越したことはないと思います。
スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する
各地のカレンダー
flat | URL | 2016/09/28(水) 13:40 [編集]
以前、自分で調べた各地のカレンダー情報です。
http://hiruyumedo.seesaa.net/article/430956459.html
Re: 各地のカレンダー
Xeil | URL | 2016/09/28(水) 17:02 [編集]
> 以前、自分で調べた各地のカレンダー情報です。
> http://hiruyumedo.seesaa.net/article/430956459.html

ありがとうございます!
後ほど記事内に反映させていただきます。
大阪はないんですね。意外でした。

flat | URL | 2016/09/29(木) 16:15 [編集]
>大阪はないんですね。
単独って意味では作ってませんが、
関西は二府四県全てを対象にしています。
Re: タイトルなし
Xeil | URL | 2016/09/30(金) 09:42 [編集]
> >大阪はないんですね。
> 単独って意味では作ってませんが、
> 関西は二府四県全てを対象にしています。

失礼しました。記事先頭に書いてありましたね。
掲載させていただきました。
ありがとうございます!

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © Ambitious. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。